・つわりが辛くて寝たきりです。いつまで続くの?
・他のママたちはどうだったの?
・改善する方法はないの?
結論、つわりの症状や期間は個人差がかなり大きいのです。
一般的には、妊娠8週から16週まで続き、食べやすいものをこまめに食べることで症状を和らげる可能性
があります。
この記事でわかること
- つわりはいつ起こるのか
- ほかのママの体験談
- つわりの改善策
この記事では、
について詳しく解説していきます。
つわりの症状は個人差がかなり大きいので、つらくて寝たきりでも仕方ありません。
ほかのママがなんと言おうと、実際につらいつわりが起こっているのはあなたですので、改善策や少しでも症状が軽くなる方法を見つけましょう。
つわりとは
つわりとは、妊娠初期に起こる、吐き気や嘔吐、食欲不振などです。
しかし、つわりの症状には個人差があり、様々な理由で吐き気をもよおします。
ポイント
つわりの種類
- 吐きづわり・・・食べると吐いてしまう
- 食べづわり・・・食べていないと気持ち悪くなる
- においづわり・・・あるにおいを嗅ぐと気持ち悪くなる
- 眠りづわり・・・常に眠たい
- よだれづわり・・・よだれが多く出る。唾を飲み込むのが気持ち悪い
と様々な種類があります。
いつから起こるのか
つわりは早ければ妊娠5週ごろから症状がで出て、妊娠8~11週ごろに症状のピークを迎え、妊娠16週ごろには治まってくる人が多いです。
また、つわりが辛くなる時間帯は、朝が多いようです。
ただし、個人差が大きく、中にはつわりが全くなかったママもいます。
16週を超えてもつわり症状が続く場合は、他の疾患が考えられるため、病院で相談しましょう。
参考文献:産婦人科 診療ガイドライン ―産科編 2020/公益社団法人 日本産科婦人科学会/公益社団法人 日本産婦人科医会
なぜつわりがおこるのか
つわりが起こる原因は、不明だと言われています。
しかし、女性ホルモンやビタミンとの関係が深いとされています。
つわりで、食欲がなかったり、嘔吐を頻回にすると体の中の水分が少なくなってしまいます。
ですので、様々な合併症を引き起こさないように、こまめな水分補給が大切です。
参考文献:産婦人科 診療ガイドライン ―産科編 2020/公益社団法人 日本産科婦人科学会/公益社団法人 日本産婦人科医会
赤ちゃんへの影響はない
つわりが赤ちゃんに影響することはないとされています。
しかし、あくまで「つわり」の段階までだと言われています。
さらに症状がひどくなった「妊娠悪阻(にんしんおそ)」の場合ですと、赤ちゃんに影響を及ぼす可能性があります。
「妊娠悪阻」までいくと、体の中の水分や、電解質のバランスが崩れたりして赤ちゃんに影響が及ぶため、病院へ相談しましょう。
参考文献:「つわりがあると赤ちゃんは大きく生まれるのに、 重いつわり(妊娠悪阻)では赤ちゃんが小さく生まれる」の謎を解明 | 国立成育医療研究センター (ncchd.go.jp)
他のママのつわり体験談
実際のつわり体験談をSNSなどから、他のママたちの声を集めました。
結果は、大まかな傾向はありますが、やはり人それぞれという感じです。
つわりが辛くなかったママ
あとから考えるとあれがつわりだったのかなというような意見も見受けられました。
しかし、SNSではつわりがなかったという投稿はあまり見受けられませんでした。
また、「つわりがなかったママのマウント」に不快感を表す投稿がかなり多かったです。
もし、あなたのつわりがそれほど辛くなかったとしても、他のママがつわりで辛そうにしているのを「甘え」だと言うのは絶対やめましょう。
つわりが酷かったママ
SNSでは、つわりが酷い、辛いなどの投稿がたくさん見受けられました。
他のママの体験をみて励まし合いながら、症状は軽くはなりませんが少しでも気持ちが楽になればと思います。
辛いつわりの改善策4選
ここでは、つわりの改善策を4個紹介します。
結論は、「自分が食べれそうなものを食べれる時に食べる」ということです。
つわりの症状は個人差があるとお伝えしましたが、改善策にも個人差があります。
色々試してみて、少しでも楽になれる改善策を見つけましょう。
胃を空っぽにしない
改善策1つめは、胃を空っぽにしないことです。
つわりは別名「morning sickness(朝の病気)」とも呼ばれています。
これは、寝ている間に胃が空っぽになり、つわりをひどくさせるためだと言われています。
つまり、胃が空っぽの状態では症状がひどくなりやすいということです。
なので、可能であれば、朝起きてすぐに口に入れられる物を置いておくことや、こまめな食事をとることが症状の改善につながる可能性があります。
基本的には食べれそうな食べ物で良いですが、つわりの症状があっても食べやすい食べ物と、症状緩和が期待できる食べ物を紹介します。
食べやすい食べ物
- 柑橘類
- ゼリー
- プリン
- アイス
つわり症状の緩和が期待できる食べ物
- ビタミンB16が多く含まれるもの(バナナ、玄米など)
- 生姜
右側を下にして寝転ぶ
気分が悪く寝たきりなことが多いつわりが辛い時期、症状が少し軽くなる寝転ぶ姿勢は、右側を下にして寝転ぶことです。
胃の形は左上に食べ物が入る入口があり、右下に腸へ行く出口があります。
ですので、右側を下にして寝転ぶことで、消化がよくなったり、胃酸の逆流が起こりにくくなります。
ただし、食べた後すぐに寝転ぶと胃内容物が逆流しやすいため、食後はすぐに寝転ばず、いったん座って休みましょう。
好きな匂いをしみ込ませたハンカチをもっておく
特に、においづわりの方におすすめなのが、好きな匂いをしみ込ませたハンカチやガーゼなどもっておくことです。
ハンカチやガーゼで鼻口を覆い、嫌な臭いを防ぐばかりではなく、好きな匂いがすることで症状が和らぎます。
また、マスクに直接好きな匂いをつけたりするのも効果的です。
病院に相談する
それでも改善しない場合は病院を頼りましょう。
妊娠中は飲めない、飲まない方が良い薬が数多くありますので、かならず、産婦人科の受診か妊娠中であることを伝えましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事で紹介した内容
- つわりはいつ起こるのか
- ほかのママの体験談
- つわりの改善策
について解説しました。
つわりの症状は個人差がかなり大きいので、つらくて寝たきりでも仕方ありません。
ほかのママがなんと言おうと、実際につらいつわりが起こっているのはあなたですので、改善策や少しでも症状が軽くなる方法を見つけましょう。