妊婦さんによってつわりの症状は様々ですが、読者の皆さんはどんな症状が出ていますか。
吐き気や食欲不振、嘔吐などが一般的ですが、人によって普段よりも唾液が多く出たりなど症状が違います。
つわりの症状の具合も軽症から重症の妊婦さん、中にはつわりがない妊婦さんもいますので本当に人それぞれなんです。
つわり中の食欲不振で「プリンなら食べられる」という人もいると思いますが、かと言ってプリンは甘いですし大丈夫なのかな?と心配してしまいますよね。
食事や日常生活の中でしなければならない行動など、妊娠中はひとつひとつがとても敏感になってしまい困っている妊婦さんが多いのではないでしょう。
1番良いのはかかりつけの医師に相談するのが早いですが、病院に行くにも大変なのでいち早く知りたいのならネットの情報ですよね。
早く安心してもらうためにも、今回はつわり中・妊娠中にプリンなどの糖分を摂取しても大丈夫なのか見ていきましょう。
プリンってどんな材料で作られているか再度確認をしておこう!
プリンはとてもシンプルな材料で作られている洋菓子の1つです。
基本的には「牛乳・卵・砂糖」の3つの材料でプリンは作られていますが、現在は色んな味のプリンが出ているので3つ以外の材料も含まれています。
もし気になる人は原材料名を確認して見ると良いですね。
栄養素の面で確認してみると、プリンには、タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミンA、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、パントテン酸、ビオチン)、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、モリブデンなどの栄養が含まれていて、「免疫力アップ」「疲労回復」「ガンの予防」「高血圧の予防」「貧血の予防」「目の健康維持」「骨や歯の健康維持」「精神の安定」「老化防止」「美肌効果」などの健康効果があります。
健康にいい!プリンに含まれる栄養と健康効果10選について - 健康にいい! (hatenablog.com)
上記の栄養素は「牛乳・卵・砂糖」で作ったプリンでになり、栄養素がどれだけ含まれているかの内容になります。
確認していくと意外にも妊娠中にもっとも必要な葉酸や鉄など、いろいろな栄養素が含まれています。
かと言って、1日に何個も食べても良いと言うわけではありませんので気をつけて下さい。
妊娠中やつわり中にプリンなどの甘いものを食べることは悪影響ではない?
つわり中は、はっきり言って「食べれるものを食べる」が1番。
つわりが重症な人の中には、お水を飲むこともできず脱水症状を起こし入院するケースもあります。
また点滴をするために、定期検診以外に病院通いをしなくてはなりません。
なので少なからず、プリンなど自分に合った食べものがあり、食べれるという人はつわり期間中は栄養面など気にせず食べましょう。
ですが過剰に食べてしまうと、以下の影響が出てきてしまいます。
- 妊娠糖尿病
- 低血糖症
- 体重増加
- 胎児への悪影響
引用:妊婦は甘いものを食べちゃダメ?妊娠中の甘いもの影響と5つの注意点 | はじめてママ (hajimete-mama.jp)
妊婦検診でまめに検査はしていますので、もし検査結果の数値や症状が出ていたら医師から指摘がありますので従いましょう。
それでもやっぱり事前に自分で症状を防いで、健康な身体の状態で出産はしたいですよね。
健康な状態で出産するためにも1番にできることは、プリンやおやつなどを工夫して食べることで糖分の数値で引っ掛かりにくくなりますので実践しましょう。
どうして甘いものが苦手な人でも甘いものが食べたくなるの?
とくに初めての妊婦さんの中で、普段あまり甘いものを摂取しないという人は不思議な現象が起きていると実感していると思います。
この甘いものが欲しくなる現象には理由があります。
妊娠初期は女性ホルモンの影響で、どうしても味覚などの変化が表れる時期になります。
妊娠中期以降になるにつれて、徐々にお腹の赤ちゃんも大きく育つ準備をしていきます。
大体7~8か月になると、お腹の赤ちゃんは急成長するのでお母さんの身体に蓄えてあるブドウ糖を赤ちゃんが吸収していきます。
お母さんの身体に蓄えてあったブドウ糖が失われてしまうので、この時期の妊婦さんは甘いものを欲してしまうことがあるんです。
ですが過剰に甘いものを食べてしまうと、とても危険なので注意をしましょう。
引用:妊娠中、ムショーに甘いものが食べたくなるのはなぜ?食べ過ぎないコツは?|たまひよ (benesse.ne.jp)
プリンを食べたいけど注意した方がいいことはある?
タンパク質などを摂取はできるプリンですけど、砂糖が入っていますのでもちろん好きなだけ食べれば医師からの指摘があります。
もし摂取しすぎたらどんな影響が身体に表れるのか、気になりますよね。
今回は以下の3点を見ていきましょう。
注意して欲しいこと
- 糖分の取りすぎで妊娠糖尿病などの危険性が高くなる
-
意外とオーラルケアのトラブル
-
適度な運動で予防する
糖分の取りすぎで妊娠糖尿病などの危険性が高くなる
甘いものを食べ過ぎて病気になってしまうと聞いて、パッと思い浮かぶといえば「妊娠糖尿病」ですよね。
また体重の指摘をされて「肥満」と診断されるケースも少なくありません。
なのでプリン以外にも糖分が含まれている食べものや飲みものなど、全て注意が必要になってきます。
ですが「妊娠前から糖尿病の人がなりやすいんじゃないの?」と、軽い考えをしてしまう人も多いかも知れません。
全く関係なく、多くの糖分を摂取している人は誰でも妊娠糖尿病にかかるリスクがあります。
もし妊娠糖尿病になってしまったら、赤ちゃんに合併症の症状が出てきてしまいます。
合併症にならないためにも大変ですが、お腹の赤ちゃんの為にできるだけ糖分は我慢をして過ごしましょう。
【お母さんの影響してくる病気】
- 帝王切開で出産に変更になってしまう
- 妊娠高血圧症候群
- 流産・早産 その他…
【お腹の赤ちゃんに影響する病気】
- 巨大児(帝王切開になってしまう)
- 肩甲難産(自然分娩時に肩が引っ掛かり、難産になってしまう)
- 子宮内胎児死亡
- 新生児低血糖 その他…
意外と多いオーラルケアのトラブル
甘いものを食べ過ぎて虫歯になる場合もありますが、その他にも妊娠中はオーラルケアが重要になってきます。
何故かというと妊娠したことで、女性ホルモンの影響によって唾液の分泌量が低下する妊婦さんがいるからです。
唾液の分泌が低下することで、虫歯になりやすくなってしまいます。
またつわりの症状の1つで歯磨きをする行為によって気持ち悪くなってしまい、しっかりと歯を磨くことができないようになってしまいます。
そのため、虫歯などのトラブルが多いとされています。さらに歯医者で治療はできますが、なかなか妊娠中は治療が上手く進まないことがあります。
妊娠初期はつわりで安定しない体調なので治療が進まないですし、妊娠後期になるとお腹が大きくなるので、治療する体制が厳しくなってきます。
もし歯医者で治療をするなら、安定期に入った妊娠中期がねらい目になります。
また、洗口液などと言ってオーラルケアの方法もありますので、苦手でなければ試してみて下さい。
妊娠中になりやすいトラブル
- 歯周病
- 口臭
- 虫歯 その他…
適度な運動で予防する
運動をすることで、カロリー消費もされますし何か他に集中する事で気が楽になることもあります。
つわり中は難しいかもしれませんが、気分転換を目的に少し外で散歩をしてみてはいかがですか。
無理に身体を動かしたり、医師から指摘されている場合は家でしっかり安静にしてて下さい。
妊娠中の運動
- ウォーキング
- ヨガ
- 水泳 その他…
最近だと妊娠中期の安定期に入った頃から、ヨガや水泳に通っている妊婦さんも多くいます。
まずは気軽に始められる、ウォーキングからでもいいと思いますよ。元々ヨガに通っていた人は、一旦休憩して安定期に入った頃に妊娠中でもできるヨガをするといいですね。
先輩ママがつわり中に選んで食べていた食べ物とは?
つわり中は普段そんなに食べないものが急に食べたくなりますが、先輩ママたちが実際に食べていたものとは何なのかすごく気になりますよね。
なのでここでは、つわり中の食べ物に関して紹介していきます。
現在つわりの真っ最中の妊婦さんは、すごく困っていると思いますので少しでも参考になればと思います。
つわり中に食べたくなる食べものはなに?
全体的に消化のいい食べものだったり、さっぱりあっさりしている食べものが欲しくなると聞きますよね。
野菜 | にんじん・トマト・きゅうり |
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肉 | 鶏の胸肉・ささみ |
果物 | バナナ・いちご・りんご・オレンジ・すいか・レモン・グレープフルーツ |
炭水化物 | おかゆ・うどん・そうめん |
デザート系 | プリン・ゼリー・アイス |
その他 | 梅干し・フライドポテト・豆腐・さつまいも・ヨーグルト |
基本的には消化のいいものやさっぱりとした食べものが入っていますが中には、油ものの「フライドポテト」が入っています。
先輩ママさんの情報を見ると、大体の人がフライドポテトを欲していたようです。
上記のようにバラつきがあり、個人差があるようです。
飲み物も好き嫌いが出てくる!
お水を飲めない人がよく飲むのが、スポーツドリンク・炭酸水・100%ジュース(オレンジジュースなど)であることもわかりました。
スポーツドリンクはある程度飲んでも問題はないですが、糖分も含まれているので100%ジュースと同じく注意をしましょう。
食べつわりの妊婦さんは工夫して食べよう!
人によってつわりの症状が違うのは、何度か言ってきましたがその中に「食べつわり」という症状があります。
食べつわりとは…空腹になると気持ち悪くなってきたり、胃に不快感が出てきてくる症状が食べつわりになります。
そのため、症状を抑えるために食べものを食べて緩和させますが、食べものの種類や量などが原因で体重増加の原因にも繋がってきます。
体重増加の原因が問題で、お腹の赤ちゃんにも影響が出てきてしまいます。
上記のように、食べつわりで衝動的につい食べてしまう妊婦さんも多いので食べ方の工夫をしてみて下さい。
少し工夫して食べる方法
- 1回の食べる量を減らし、食べる回数を増やしてみる
- あえて歯ごたえのある硬い食べもので、時間稼ぎをする
- ヘルシーな食べ物を食べるようにする
- 1日に摂取するカロリーを決める
辛くて大変なつわり中ですので、なかなか試すにも勇気がいるかもしれません。
無理にやらなくていいので、できる範囲で試してみてつわりの時期を乗り越えましょう。
食べもの以外に栄養を摂取することができるサプリメントに頼るのもあり!
決まったものしか口にできないつわり中の人におすすめなのが、妊娠中に必要な栄養素が含まれたサプリメント。
色んなメーカーからサプリメントが多く販売されており、薬局にも置いてありますので手軽に誰でも購入できすぐに飲めるのが良いです。
でも妊娠中だけ少し怖いと感じる人は、医師に相談するのがいいです。無理に食べものから栄養を取ろうとしなくて大丈夫なので、つわりが酷い人などにはおすすめです。
「まとめ」糖分の摂取しすぎは危険だけど、我慢しすぎない程度に!
つわり中だけでなく、妊娠中や産後の女性は心身ともにデリケートになります。
少しのストレスでもお腹の赤ちゃんに影響してくるといけないので、無理は良くありませんがかと言って勢いで行動するのも良くありません。
今回はプリンや甘い食べものに関して糖分の危険性について記事を書きましたが、逆のしょっぱい食べものが食べたくなる人もいます。
甘いものと同じように、どんな症状が出ても食べ過ぎては胎児や自分に悪影響が出てしまいますので、甘いものでなければ良いというわけではありません。
妊娠期間は長くて短いので、上手く食事の調節をして楽しく過ごして下さい。