育児・子育てのお悩み

ワンオペ育児で旦那にイライラする!! 限界が来る前に処置すべきことや解決方法について

子どもが生まれた後、思い描いていた日々とは違い、何もしてくれない旦那にイライラする毎日を送ってはいませんか?

旦那は朝が早くて夜遅い、働いて帰ってきたらご飯を食べて寝るだけ、または単身赴任なんてこともあるでしょう。

ひとりで家事や育児、仕事をしていて「もう限界」 と思ったことはないでしょうか。

ワンオペ育児は、本当につらいですよね。イライラがたまると、子どもにあたってしまうこともあるかもしれません。

そうなる前に解決方法を見つけられるとよいですね。

この記事では、旦那にイライラするのはどんなときか旦那にイライラしないための解決法などを紹介します。

旦那にイライラするのはこんなとき

まずは、どんなときに旦那にイライラしてしまうのかをみていきましょう。

家事は妻がやって当たり前という態度

妻が育休をとっていたり、専業主婦だったりする場合、夫は「毎日家にいるのだから家事は妻がやって当たり前」という言動や態度をとることがあります。

食事の片付けをしてくれない、脱いだ服はそのまま、ゴミ出しもしない、など家事にまったく協力してくれないと妻の負担や不満は増えるいっぽうですよね。

育児は休みがありません。とくに子どもが小さいと、夜泣きなどで毎晩寝不足になり「仕事に行って帰ってくるだけのほうがどんなによいか」 という気持ちになることもあるでしょう。

育児に向き合おうとしない

子どもをみるようお願いしても、スマホをみながら子どもがひとりで遊んでいる様子を遠目でみているだけ。

さらに、子どもが泣いたりぐずったりすると「ママのとこにいこうね」と、すぐに交代したがる。

休みの日も家でゴロゴロしていて、子どもと遊ぼうとしない。

…など、旦那の育児への姿勢にイライラしてしまうこともあるでしょう。

飲み会や友人と遊びにいく

子どもが生まれる前と同じように、飲み会や友人と遊びに行く夫に対して、不満をもつ妻は多いのではないでしょうか。

母親は子どもが生まれたときから、これまでとは違った生活がはじまりますが、父親は必ずしもそうではありません

自由に生活をしている旦那をみていると、24時間子どもと一緒の妻は、自分ばかりつらい思いをしていると感じてしまうでしょう。

旦那にイライラするのはこんなとき

・家事は妻がやって当たり前という態度

・育児に向き合おうとしない

・飲み会や友人と遊びにいく

みんながワンオペ育児で旦那にイライラしたとき

みんながどんな場面で旦那にイライラしているのかをみてみましょう。

子どもの夜泣きに対する言動

仕事で睡眠が大切なのもわかりますが、子どもの夜泣きは仕方がないですよね。

毎日寝不足のママからすると、旦那の何気ない一言がイライラしてしまうのがよくわかります。

ゆっくり朝風呂に入っている

日頃の旦那さんへの不満が伝わってきます。

出勤前の朝は時間との闘いです。子どもと自分の支度、さらに家事もやるのは本当に大変ですよね。

趣味で旦那は毎晩お出かけ

旦那が普段から家にいないと、子どもとのリズムで生活ができているため、いない方が楽な場合もありますよね。

ワンオペ育児の実態

実際に夫婦の家事分担の割合いはどうなっているのか、データでみてみましょう。

引用: 内閣府HP

内閣府HPのデータによると、夫婦の家事・育児の分担の割合は、31.6%が夫1割、妻9割24.0%が夫2割、妻8割

また、夫が家事・育児をまったくしない夫婦も9.6%(約1割) います。

そのことからも、世間でも妻の家事・育児の負担がかなり大きいことがわかりますね。

旦那にイライラしないための解決法

このまま旦那にイライラしていても、つらい思いが続くだけになってしまいます。少しでも解決できる方法を紹介します。

まずは会話をする

妻が不満に思っていることを、言葉にして伝えましょう

不満をためてしまっている状態では、つい嫌味っぽく言ってしまったり、グチを言ってしまったりと、言われた側も嫌な思いをしてしまい、状況は悪くなるいっぽうです。

例えば「お風呂のときが一人だと大変なんだよね、時々でもいいから手伝ってくれるとありがたいな」と、具体的に何が大変で、どうしてほしいかを伝えられるとよいでしょう。

妻の大変さを感じていても、具体的に何をしたらよいのかがわからない旦那は多いです。ただ不機嫌にされるより、何をしてほしいかを示してくれるほうが、相手も手伝いやすくなります。

いきなり多くを期待しない

今まで家事をやったことのない旦那に、一度に多くを期待するのは得策とはいえません

例えば、まずは食べ終わった食器を片づけるところまで。

できるようになったら洗い物もお願いしてみる。

つぎは乾いた食器を収納するところまで、と段階をおって、少しずつ分担の幅を増やしていけるとよいでしょう。

一度に多くを期待すると、その分できないときに不満が大きくなってしまうので、まずは少しずつがおすすめです。

ちょっとしたことでほめてみる

とくに男性はほめられると嫌な気分はしないものです。「これくらいやってくれて当然」 という気持ちは一旦置いておいて、少しのことでも大げさにほめてあげましょう。

長い目でみれば妻自身の負担が減るので、母親が子どもを育てるように、旦那のことも「育てる」という感覚になれば、イライラも少し和らぐのではないでしょうか。

旦那が子どもと関わる時間を増やす

子どもと関わる時間が長いほうが子どもへの愛情が育ち父親としての自覚が出てきます。

意識的に、旦那に子どもを見てもらう時間を少しずつ増やしていき、旦那が子どもと関わる時間を増やしていきましょう。

サービスを活用する

単身赴任などでワンオペ育児をしている場合は、旦那の協力には期待ができません。その場合は、サービスなどをうまく活用して自分の時間を作るようにしましょう。

いくつか紹介します。

家事代行サービス

その名のとおり家事全般を代行してくれるサービスです。ご飯の作り置きや掃除などさまざまなサービスがあります。

引用: ベアーズ

家事代行からベビーシッター、ハウスクリーニング、料理代行、コストコの買い物代行まで幅広いサービスを提供している大手の会社です。スポット利用や定期利用も可能。

家事代行の料金は、3時間月2回の利用で約23,614円~(2023/5現在。初回は料金が異なるので、詳細はサイトを参照してください)

引用: タスカジ

少しでもコストをおさえたいひとには、マッチング型の家事代行サービスがあります。最寄り駅や利用希望日で検索し、出てきた家政婦さんを自分で選び、直接依頼するサービス。3時間利用でも1万円以内で利用が可能です。

一時保育

各自治体の認可保育園で、子どもの一時保育が行われています。

事前に登録が必要になるため、気になるひとは、お住まいの自治体のサイトを確認してみてください。

預けられる年齢や料金もそれぞれで、0歳から可能な場合もあります。料金の相場は1日約2,000円~3,000円程度。

「非定期保育、緊急保育、リフレッシュ」 などの私的理由で利用が可能。

認可外保育でも一時保育をおこなっている場合もありますが、料金の相場は1日約6,000~10,000円程度と、少し高めになります。

ベビーシッター

ベビーシッターは、コストが高そうなイメージをもっているひとも多いのではないでしょうか。

しかし政府が発行している「内閣府ベビーシッター券」 などの福利厚生クーポンを利用すれば、コストもおさえて利用が可能です。

たとえばクーポン2枚使用で、2時間利用料金が無料になることもあります。利用を検討する際は、夫婦どちらかのお勤めの企業に確認してみるとよいでしょう。

ほかにも時短家電を使用したり、買い物はネットサービスなどをうまく活用したりして、少しでも家事の負担を減らす工夫をすることが大切です。

イライラしないための解決法

・旦那と会話をし、具体的にしてほしいことを伝える

・いきなり多くを期待しない

・ちょっとしたことでもほめる

・旦那と子どもの関わる時間を増やす

・サービスを利用して自分の時間をつくる

まとめ

ワンオペ育児はたいへんですよね。旦那へのイライラがたまってしまうのもよくわかります。

イライラや不満をぶつけ合うのではなく、旦那とコミュニケーションをとり、少しずつでも協力してもらえるように工夫をしてみるとよいでしょう。

単身赴任などで協力が得られない場合は、サービスを利用するなどし、家事や育児の負担を少しでも減らしてみましょう。

また、育児の悩みはひとりで抱え込まずに誰かに聞いてもらうことも大切です。

今回紹介した解決法で、少しでも旦那へのイライラが減れば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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