つわりって終わりが見えない苦しみという感じで辛いですよね。
特に吐きづわりは一日中ベッドとトイレの往復で、自分のことすらままならない日々。
このつわりさえなければ楽しいマタニティライフなのに!
そんな時に取り入れたいのがりんご。
その理由としては、りんごにつわりを緩和させる効果があるからです。
中でもりんごジュースは手軽にりんごを摂取できるので妊婦さんにはかなりおすすめ!
りんごジュースを上手に活用すればつわりが緩和され、ベビーグッズを買いに行ったりマタニティファッションを楽しむ余裕が出てくるかも。
この記事でわかること
・りんごがつわりに効く理由
・りんごジュースがいい理由
・りんごジュースの選び方
・りんごジュースを飲むときの注意点
りんごがつわりに人気の理由って?
りんごって理由はわからないけどつわり中でも食べられるんだよね
そんな先輩ママさんが実は多いんです。
1日一個のりんごは医者を遠ざけるということわざがあるほど健康に良いりんご。
つわりに効くのもちゃんとした理由があるんです。
・水分とカリウムが多い
・リンゴ酸・クエン酸が含まれる
・ペクチンが豊富
それぞれ詳しく説明していきますね。
水分とカリウムが多い
つわりがひどい時に一番心配なことが脱水。
食事や水分が取れないと脱水になってしまうのではないかと不安になりますよね。
脱水になるとさらに吐き気が強くなり、余計に食事や水分がとれなくなるという悪循環に陥ることも。
さらに脱水になるとお母さんと赤ちゃん共に危険な状態となってしまいます。
そんな時こそりんごです!
りんごには豊富な水分が含まれています。
その量はなんとりんご全体の約85%。
この豊富な水分量がつわり中の水分補給に最適です。
またりんごに含まれるカリウムは、身体の水分バランスを整える作用があります。
この水分とカリウムの作用により脱水を防いでくれるのです。
リンゴ酸・クエン酸が含まれている
つわりの代表的な症状の一つである吐き気。
吐き気って本当に辛いですよね。
この吐き気はホルモンバランスの変化により、胃酸が増加することで起こるとも言われています。
そんな時に効果があるのがりんご。
りんごに含まれる成分にリンゴ酸とクエン酸というものがあります。
このリンゴ酸とクエン酸は胃酸を分解する作用があるんです。
胃酸が出過ることで起きていた吐き気や胸焼けはりんごで緩和します。
また酸は、においつわりを緩和する働きがあります。
においつわりの原因が食品に含まれるアンモニア。
アンモニアは温まると、においとして感知され吐き気の原因になります。
ご飯が炊けた時に吐き気がするのもアンモニア臭が原因なんだ!
このアンモニア臭を緩和してくれるのがリンゴ酸とクエン酸。
リンゴ酸とクエン酸が多く含まれるりんごは、アンモニアのにおいが中和されるので食べやすいんです。
旦那の汗臭さもりんごで緩和できたら最高なんだけどなー。
そう思ったのは私だけじゃないですよね?
ペクチンが豊富
妊娠中のマイナートラブルで多いのが便秘。
便秘になるとお腹が張って、さらに吐き気がひどくなることも。
でも便秘薬には頼りたくないな・・・。
そんな時にもりんごです。
りんごはペクチンという水溶性食物繊維が多く含まれています。
水溶性食物繊維は水に溶けるとゼリー状になり、便を柔らかくしてくれるんです。
その結果、便秘が解消されます。
妊娠中にお腹に力を入れるのって心配になりませんか?
でもりんごの効果でスルンっと快便になればそんな心配ともおさらば!
お腹の張りがとれると吐き気も楽になりますよ。
まだあるりんごの魅力
つわりに効果的なりんご。
他にも、妊婦さんにぴったりな魅力があるんです。
ビタミンCが豊富
妊婦さんに多いのが貧血。
妊娠してから貧血になったという方も多いですよね。
急にクラッとして転んだらこわいですよね。
りんごに含まれるビタミンCは鉄の吸収を高める作用があります。
なので貧血が心配なママはりんごを試してみて。
りんごを美味しく食べて、貧血予防ができたら最高ですよね。
ポリフェノールがたっぷり
強い抗酸化作用があることで話題になっているポリフェノール。
りんごに含まれるポリフェノールは緑茶やワインに含まれるものより遥かに強い抗酸化作用があります。
抗酸化作用ってよく聞くけどどんな効果があるの?
有名なのは体の免疫力を高めてくれたり、アレルギー症状を抑制する効果。
ママと赤ちゃんの為にも風邪予防は大切ですし、出来れば薬は飲みたくないですよね。
りんごを取り入れて免疫力をアップさせればそんな心配なしです!
そして妊婦さんに是非とも知ってほしいのが育毛効果。
産後はホルモンバランスの影響で抜け毛が増えます。
個人差はありますが結構ごっそり抜けるんですよね。
でもりんごに含まれるポリフェノールは育毛効果があることがわかっています。
妊娠中からりんごをとり入れて抜け毛対策をしておけば、産後の心配が一つ減ります。
りんごジュースがオススメな理由
りんごがつわりにいいことはわかったけど、辛い時にりんごを洗ったり皮を剥いたりとか無理・・・。
そんな妊婦さんにはりんごジュースがオススメ。
りんごジュースがオススメな理由は4つ。
・一年中手に入る
・すぐに飲める
・種類が豊富
・持ち運びができる
季節を問わず通年で手に入りやすい
スーパーやコンビニだけでなく自動販売機にも、りんごジュースって置いてありますよね。
生のりんごは旬があり時期によっては手に入らないこともあり、大抵りんごの旬としては8月下旬から10月ごろが収穫時期ということもあり春から初夏に架けては手に入れづらいです。
ですが、りんごジュースの場合は一年を通していつでも購入することができるので、。
買い物のついでにりんごジュースもカゴに!
「飲みたい!」と思った瞬間に飲める
スーパーやコンビニなどに行ってみると大抵どこでもリンゴジュースは置いてあります。
ペットボトルや紙パックでジュースであればストローをさすだけですぐに飲むことができます。
つわりで体を動かすのもしんどいというときに、即座に飲むことができるりんごジュースはとてもつわりで辛い時にはもってこいです。
生のりんごのように洗ったり皮を剥いたりする必要がありません。
飲みたい!と思った瞬間の5秒後には手に取って飲めますよね。
特に朝起きた時に吐き気がある人はベッドの近くに置いておくのがオススメ。
起きてすぐ、りんごジュースを飲むと吐き気が楽になりますよ。
メーカーによって種類もたくさん
つわり中ってその日の体調によって好みが変わることがありませんか?
昨日は大好きだった味が今日は無理なんてことは日常茶飯事。
りんごジュースならそんな時でも大丈夫!
メーカーやりんごの品種によって味に違いがあるので、気分によって変えることができるのもメリットですね。
今日の気分に合うりんごジュースはどれかなー?
なんて飲み比べをしながら楽しめれば、つわりの気分の悪さを紛らわせられるかも!
手軽に持ち運びが可能
つわりの真っ只中に外出するのって不安ですよね。
そんな時もペットボトルのりんごジュースなら、持ち運びができるのでオススメです。
ちょっと気分が悪いかもというときに一口飲んで、あとは鞄にしまっておけばOK。
りんごジュースは外出のお供にぴったりです。
りんごジュースの選び方
りんごジュースには実は種類が二つあるって知っていましたか?
・濃縮還元果汁
・ストレート果汁
これは製法の違いによるものです。
妊娠中に飲むならストレート果汁が正解!
それぞれの特徴から理由をお話ししますね。
濃縮還元果汁
濃縮還元果汁は、絞った果汁を加熱したりして水分を飛ばし濃縮させてから、再び水分を加えて元の濃度へ還元させたものです。
ジュースにするときは水分だけでなく砂糖や香料を加え、甘みや風味をプラスしています。
濃縮還元はスッキリとした甘さでサラサラ飲めるという感じです。
ストレート果汁
ストレート果汁は、濃縮や還元を行わず絞った果汁を殺菌してそのままジュースにしたものです。
ジュースにする際には基本的に何も砂糖や香料を加えていません。
りんご本来の濃い甘さがあり少し重た目な口当たりという感じです。
妊娠中はストレート果汁
りんごは元々、果糖という糖分が多く含まれています。
これにさらに砂糖を加えた濃縮還元のりんごジュースは、糖分過多になってしまう可能性があります。
なのでりんごジュースを選ぶときはストレート果汁のものを選びましょう。
りんごジュースを飲む時の注意点
つわり中りんごジュースばかり飲んでいて大丈夫?
食事や水分が十分取れていない人は問題なし!
ただし前項でもお話したようにりんごは糖分が多い果物です。
さらにジュースになると糖分がより多く含まれます。
・糖尿病の方
・妊婦健診で血糖値の異常を指摘された方
このような方は医師や助産師さん、栄養士さんに相談してから飲むようにしましょう。
まとめ:つわりの相棒はりんごジュース
りんごでつわりが緩和される理由と、りんごジュースをオススメする理由をお話ししてきましたがいかがでしたか?
この記事の振り返り。
りんごがつわりに人気の理由
・水分とカリウムが多い
・リンゴ酸・クエン酸が含まれる
・ペクチンが豊富
りんごジュースがオススメな理由
・一年中手に入る
・すぐに飲める
・種類が豊富
・持ち運びができる
つわりは本当に辛く出口の見えないトンネルのようですが・・・。
必ず終わりがきます!
りんごジュースを上手に活用して辛い症状を緩和し、楽しいマタニティライフを手に入れましょう。