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新生児服はいつまで着せられる? ロンパースやセパレート服の着せ方も詳しく解説

新生児の成長は早いですよね。出産前に準備した服もあっという間に小さくなってしまいます。

はじめての育児の場合は、わからないことも多く、時間が経つのがより早く感じるのではないでしょうか。

慣れない育児のなかでもわが子の成長はうれしくて感動しますよね。そんな成長したわが子をみていて「新生児の服はいつまで着られるんだろう?」 と疑問に思うことはありませんか。

また、新生児の服が小さくなってきたらいよいよロンパースカバーオール、そしてセパレートデビューです。種類も多くて戸惑う人もいると思います。

そんな赤ちゃん服への疑問を一緒に解決していきましょう。

この記事におすすめの人

  • はじめての育児をしている
  • 新生児服をいつまで着せてよいのか悩んでいる
  • 次は何をいつ頃から着せたらよいか知りたい

新生児服の卒業するタイミング

新生児が着ている服、とくに肌着はいつまで着られるのでしょうか。先輩ママさんの口コミを参考にみていきます。

短肌着や長肌着は3か月頃まで

生後2~3か月くらいまでかな。首すわり後はロンパースを着せていました。

5か月頃寝返りやジタバタしはじめてボディ肌着(ロンパース)にかえました。


赤ちゃんの成長にもよりますが、短肌着や長肌着は3か月~5か月頃まで着ることが多いです。

ママ、パパの負担を減らす意味でも、首のすわりや寝返りが活発になったらロンパースにかえることをお勧めします。

赤ちゃん服の推奨月齢まとめ

たくさんある赤ちゃんの服、私も悩んだ記憶があります。

服の種類と推奨月齢を一覧にまとめました。

服の種類 推奨月齢
短肌着

0か月~3か月頃まで
(首がすわる頃まで)

 

長肌着  

0か月~3か月頃まで
(首がすわる頃まで)



コンビ肌着  

0か月~3か月頃まで
(首がすわる頃まで)



ロンパース
(ボディスーツ)
4か月~2歳頃まで
(自分で着がえるまで)

ツーウェイオール
(コンビドレス)
0か月~3か月頃まで
(サイズアウトまで)
カバーオール 0か月~1歳頃まで
(歩き始める頃まで)

 

新生児服いつまで

新生児の肌着は首がすわる頃に卒業

新生児の肌着を卒業したらロンパース肌着

新生児の服を卒業するタイミングを迷っている場合は、首がすわる頃を目安にするとよいですね。

では、赤ちゃんが次に着るロンパースについて解説していきます。

ロンパースはどんな服?

上下がつながった赤ちゃんの服のことです。

肌着としても使えて、1枚でも着られる服のことをいいます。

肌着をボディスーツ、厚手のものはカバーオールとよぶこともありますが明確には区別されていません。

実際に購入するときは目的や用途によって選ぶとよいでしょう。

おすすめポイント

かわいいだけではなく、ママやパパにうれしいポイントが以下になります。

  • オムツ交換が楽にできる 
  • 赤ちゃんのお腹がでない
  • 肌着としても万能

股下部分のスナップボタンを外すだけでオムツ交換ができます。

オムツ交換は1日に何度も行うので、それだけでも助かりますよね。

また、赤ちゃんのパタパタした足の動きや抱っこをしても、お腹がでる心配がないので肌着としてもかなり優秀です。

気をつけるポイント

気をつけるポイントは以下になります。

  • 汚れたときに全身の着がえが必要
  • ボタンをとめるのが大変
  • 足が出てしまう

赤ちゃんは吐き戻したり、ウンチがゆるいとオムツから漏れたりと服を汚すことが多いですよね。

上下がつながっているため、服が汚れたときに全部着がえる必要がでてきます。

また寝返りやハイハイと動きが活発な子は、なかなか股下ボタンをとめさせてくれません

そのためママ、パパが大変だと感じることもあります。

春夏に着るロンパースは、足が出るデザインが多く、外出時にエアコンの冷気や紫外線が気になる場合があります。

心配な人はタオルケットやレッグウォーマー、赤ちゃん用の日焼け止めをぬるなどして対策するとよいでしょう。

ロンパースの種類

ロンパースの種類やそれぞれの特徴を紹介します。

3つの種類がある

前ボタン、横ボタン、かぶりタイプの3つに分けられます。

各タイプに袖の長さやズボンの長さの違いがあります。

種類 特徴 推奨月齢
前ボタン 首下から股下までスナップボタンがついている 0か月~寝返り頃まで
横ボタン サイドから股下までスナップボタンがついている 0か月~寝返り頃まで
かぶり ボタンは股下のみで頭からかぶって着る  4か月~2歳頃まで

前ボタンタイプの特徴

  • 寝たまま着脱できる
  • ズリバイのときにボタンが胸やお腹にあたる場合がある
  • ボタンをとめるのがたいへん

新生児から着られて、寝たまま着脱をするときに活躍します。

上記にあるように前面にボタンがついているので、ズリバイやうつぶせが好きな赤ちゃんの場合は、ボタンが胸やお腹にあたってしまうことがあります。

また、ボタンの数が多く、動き回る赤ちゃんを追いかけながらボタンをとめるのがたいへんなのも特徴のひとつ。

そのため、ズリバイのタイミングで前開きを卒業するママさんもいます。

横ボタンタイプの特徴

  • 寝たまま着脱できる
  • ズリバイでもボタンが胸やお腹にあたらない
  • ボタンをとめるのがたいへん

横ボタンタイプも前ボタンタイプと同様、寝たまま着脱できるため新生児から着られます。

ボタンがサイドについているためズリバイやうつぶせでも、ボタンが当たる心配がありません。

しかしボタンの数は多いため、赤ちゃんが活発に動くようになったらかぶりタイプにかえることをお勧めします。

かぶりタイプの特徴

  • ボタンが少ない
  • 服の種類がたくさんある
  • オムツ漏れした際は着がえがたいへん

首がすわる4か月頃からは寝返りも活発になるので、頭からさっと着られるかぶりタイプが着させやすくなってきます。

首がすわる前からも着られますが、着せるときには頭をしっかり支え、少し大きめのサイズを選ぶと安心です。

かぶりタイプは種類がたくさんあるので、選ぶのも楽しいですね。

つぎに、私も経験がありますが、こんな悲劇を紹介します。

かぶりタイプを着ていてウンチがオムツから漏れた場合、上から脱がすと赤ちゃんの頭にウンチが付いてしまう可能性があります。

そんな悲劇の回避方法として、ウンチが漏れてしまった場合は下から脱がせることをお勧めします。

ロンパースを着せる手順

前、横ボタンタイプと、かぶりタイプでは着せる手順が異なります。

それぞれ説明していきますね。

前、横ボタンタイプ

新生児期の肌着と同様の着せ方になります。

  1. 安全な場所にロンパースを広げておきます
  2. その上に赤ちゃんの頭を支えながらそっとねかせます
  3. ママの手を袖の外側から入れ、赤ちゃんの腕をやさしく持ち袖にとおします 赤ちゃんの腕ではなく袖を引っ張りましょう
  4. 生地をのばし身体にあわせます
  5. ボタンをとめて完成

かぶりタイプ

首がすわった赤ちゃんの着せ方を説明します。動画もわかりやすいのでよければ参考にしてくださいね。

  1. 赤ちゃんを安全な場所にねかせます
  2. ロンパースをドーナツ状にたぐりよせます
  3. 赤ちゃんの頭を支えて上からかぶせます
  4. ママの手を袖の外側から入れ、赤ちゃんの腕をやさしく持ち袖にとおします 赤ちゃんの腕ではなく袖を引っ張りましょう
  5. 赤ちゃんのお尻を支えて持ち上げ、生地をのばし身体にあわせます
  6. ボタンをとめて完成
引用: ベビチューブBabytube

ロンパースの選び方

サイズや素材、季節にあわせて選んであげましょう。

サイズ

各サイズの目安です。サイズを選ぶときは月齢だけではなく、身長と体重を基準にして選ぶことをお勧めします。

また、身長か体重のどちらかだけが当てはまる場合は、大きいサイズを選ぶとよいでしょう。

身長 参考月齢 サイズ目安 体重
50㎝ 新生児 50 3kg
60㎝ 3か月前後 60 6kg
70㎝ 6か月前後 70 9kg
80㎝ 1歳前後 80 11kg
90㎝ 2歳前後 90 13kg

素材や織り方

吸湿性、通気性にすぐれていて洗濯しても丈夫なのが綿100%素材。基本的に赤ちゃんの服は綿100%がほとんどです。

赤ちゃんはまだ体温調節がうまくできません。肌もデリケートなので通気性がよく肌に優しい素材を選んであげましょう。

素材別の特徴

赤ちゃんによってはとくに敏感肌の子もいます。肌の特徴に合わせて素材を選んであげるとよいですね。

素材 メリット デメリット
綿 肌ざわり、吸水性、通気性がよい 
乾きやすくて丈夫
オーガニックコットンの場合はさらに肌ざわりがよい
縮みやすく、しわになりやすい
通気性がよく、水分の吸湿や発散性に優れている
チクチク感が少ない
摩擦で毛羽立ち、しわになりやすい、保湿に乏しい
ポリエステル しわになりにくい、型崩れしにくく強くて丈夫
乾きがはやい
吸湿性が少なく静電気がおきやすい
羊毛(ウール) 保温効果が高く、伸縮性に優れている
保湿性があり、しわになりにくい
毛玉ができやすく縮みやすい

織り方別の特徴

生地の素材が同じでも、織り方によっては特徴に違いがあります。

素材 生地の厚み 特徴
ガーゼ 薄い 軽くて肌触りがよく吸水性、通気性に優れている
しわになりやすく、縮みやすい
天竺(てんじく) やや薄い 通気性、吸水性がよい 伸縮性が大きくしわになりにくい
生地が薄く耐久性に乏しい
フライス 中間 吸湿性や通気性がよく、型崩れしにくい
天竺よりも伸縮性に優れていてフィット感がある
生地がのびやすい
スムース やや厚い 天竺とフライスの中間の伸縮性
肌触りがやわらかく、型崩れしにくい
パイル 厚い タオル地なので吸水、吸湿性に優れている
柔らかな肌触り
爪などにひっかかりやすい

季節ごとの選び方

着せ方には色んなパターンがありますので、参考にしながらコーデを楽しんでくださいね。

季節ごとの着せ方

春: 肌着+長袖ロンパース  

夏: 半袖ロンパース1枚 

秋: 肌着+長袖ロンパース

冬: 長袖ロンパース+カバーオール

春 (3月~5月)

肌寒さや朝晩の寒暖差がおおきい3月頃は、長袖ロンパースのしたに肌着を着せるとよいでしょう。

日中の日差しが暖かくなる4~5月は半袖ロンパースにして、外出時にはうえからタオルケットや上着をはおり体温調節をしてあげましょう。

夏 (6~8月)

夏はノースリーブや半袖のロンパースがあれば1枚ですごせます。汗をかくのでとくに通気性の良い素材のものを選びましょう。

外出時はエアコンで冷えることもあるので、タオルケットなどで調節してあげましょう。

秋 (9~11月)

残暑がある9月頃までは半袖で過ごせます。日が落ちるのが早くなると気温の寒暖差が出てくるので調節できる上着なども外出時は持参しましょう。

10月頃、気温が下がってくると長袖に変えて、寒い日は肌着もきるとよいですね。

冬 (12~1月)

冬の室内では肌着の上から長袖のロンパース、外出時はロンパースの上から厚手の服を着せてあげるとよいでしょう。

あまり厚着をしすぎると赤ちゃんはたくさん汗をかいてしまいます。その状態で外気にふれると身体を冷やしてしまうので注意しましょう。

ロンパースを卒業するタイミング

ロンパースは外出用と肌着やパジャマとしての着用ができます。それぞれいつ頃まで着られるかを説明していきますね。

外出用は1歳頃まで

着替えの大変さや赤ちゃんの動きやすさから、1歳頃に卒業することが多いです。

1歳頃歩けるようになると立った姿勢でオムツを替えることが多くなり、ズボンのほうが楽になりました 本人も動きやすそうです
ハイハイする頃になると、ボタンをとめるのが大変になりセパレートデビューしました

赤ちゃんのハイハイやつかまり立ち活発になる8か月頃から、歩けるようになる1歳頃には、ロンパースを卒業するママさんが多いです。

理由はオムツ替えや着替えのときに、ボタンをとめるのがたいへんになることや、赤ちゃん自身がセパレートのほうが動きやすいことがあげられます。

肌着やパジャマ用は2歳頃まで

動いてもお腹がでないため、肌着やパジャマとして2歳頃まで着られます

お腹がでないので肌着やパジャマとして2歳頃までつかっていました
ロンパースの「赤ちゃんらしいかわいさ」を卒業したくないです

ロンパースのかわいさを卒業したくないママさんの気持ち、わかります。(笑)かわいいですよね。私は実際に肌着やパジャマとして2歳頃まで使用していました。

肌着をロンパース、上からセパレートの着せ方は長く活用できます。

お腹が出ないのでパジャマとしても優秀で2歳頃まで活用できます

赤ちゃんの成長にもよりますが、着がえの練習やトイレトレーニングのタイミングで肌着やパジャマとしてのロンパースを卒業するママさんが多いです。

保育園によっては禁止しているところもある

保育園では、着がえやトイレトレーニングをする目的で禁止しているところもあります。

保育園へ入園予定がある場合は事前に確認しておくとよいでしょう。

ロンパースいつまで

外出用は1歳頃まで

肌着やパジャマは2歳頃まで

保育園では禁止の場合があるので要確認

セパレート服はどんなの?

次に着るのはセパレート服です。

セパレート服は上下の分かれた子ども服のことです。

トップスとレギンスなど、種類が豊富なのでオシャレを楽しみたいママさんは早く着せたくなるのではないでしょうか。

おすすめポイント

おすすめポイントは以下になります。

  • 着替えが楽にできる
  • オシャレを楽しめる
  • 動きやすい
  • 子どもの着がえやトイレトレーニングができる

ズボンだけ脱ぎはきすればよいため、動きが活発な赤ちゃんのオムツ交換が簡単になります。

汚れたときも全部着がえる必要がないのがよいですね。

また、赤ちゃん自身も動きやすく、着脱が楽なので自立へむけたトレーニングをするならセパレート服にしましょう。

気をつけるポイント

気をつけるポイントは以下になります。

  • 動くとお腹が出る
  • 早くに着せすぎると着がえがたいへん
https://twitter.com/PbZ9w2CH1TmHi7g/status/1531418240701779968?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1531418240701779968%7Ctwgr%5E7dc747f7ca324830519c5e036ec65fb905e66f52%7Ctwcon%5Es1_c10&ref_url=https%3A%2F%2Fchildcare-life123.com%2Fwp-admin%2Fpost.php%3Fpost%3D1869action%3Dedit

赤ちゃんがハイハイなどで活発に動くと、上の服がめくれてお腹がでることがあります。肌着にロンパースを着て、お腹がでない工夫をするとよいでしょう。

まだほとんど寝ている赤ちゃんに、早くから着せてしまうと、着がえがたいへんになることもあります。

セパレートデビューはいつから?

具体的な決まりはないですが、6か月頃の腰がすわったころから着ることが多いです。

写真は7か月の子で、おすわりをしています。おすわりができると上の服の着脱が楽にできますね。

4か月頃の首がすわってからもセパレート服は着られますが、赤ちゃんが寝たまま着がえることになるので、少したいへんになります。

とは言ってもカワイイ服を着せたくなりますよね。(笑) お気持ちはわかります。

ママ、パパのストレスにならない程度に、オシャレを楽しめるとよいですね。

まとめ

いかがでしたか。

新生児の服は首がすわる頃に卒業し、次はロンパースです。

ロンパースの着られる時期は、外出時は1歳頃まで、パジャマや肌着としては2歳頃まで着られることがわかりました。

また基本的に首がすわるまでは、前、横ボタンのタイプ、首がすわったらかぶりタイプを、季節に合わせて着用しましょう。


腰がすわったらセパレートデビューです。ロンパースを肌着に使用して、セパレート服で赤ちゃんのオシャレを楽しめるとよいですね。

赤ちゃんの服選びに少しでもお役に立てれば幸いです。

お読みいただきありがとうございました。

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