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【男の子か女の子か】気になる性別ジンクスとは? つわり中の食べ物で性別は決まるのか

 

妊娠がわかったときに最初に気になるのは「男の子かな?女の子かな?」というところではありませんか?

菜食主義者には女の子、肉を好む人には男の子が生まれる確率が高い

こんな言い伝えを聞いたことはないでしょうか。

こういった妊娠中に性別を知るためのジンクスや言い伝えというのは実はいろいろあるのです!食べ物に関するものや妊娠中のこと、第一子に関するものなど様々です!

この記事では妊娠中に性別を知るためのジンクスや実際の性別が決まる仕組みなどをご紹介していきます!

この記事からはこんなことがわかる!

性別を決める食べ物

妊婦が積極的にとるとよい食べ物

性別っていつ決まってる?

どうやって性別を調べる?

 

性別を決める食べ物のジンクス4選!

では早速性別を決めるとされる食べ物に関するジンクスを紹介します!

しかしこれはジンクスなので、科学的根拠についてはないというのが本当のところです。

男の子

ではまず男の子からです。

しょっぱいものや辛いもの

比較的多かった意見として「しょっぱいもの」や「辛いもの」を好んで食べると男の子が生まれるという意見がありました。

たとえば梅干しや塩辛、キムチや酢の物などといったものですね。

羊水を作るのに、水分や塩分が必要ですから妊娠中にしょっぱいものが欲しくなるのはあながち間違ってはいません。ただなぜそれが男の子につながるのか、医学的根拠はありません。

血糖値などが上がってしまうと母体によくありませんので、食べすぎには注意しなければなりません。さらに辛い物は一緒にごはんなどの炭水化物が欲しくなる場合が多いですから、体重増加などに気を付けなければなりませんね。

今まで辛い物が苦手だったのに、妊娠したら急にキムチなどが食べたくなりました!

妊娠中はホルモンバランスの変化により、味の好みが変わると言います。その中で辛い物やしょっぱいものなどの刺激物を欲する妊婦さんも多いです。スパイスは健康増進する作用など様々ですからほどほどの量であればまったく問題ありません。

そして男の子になると言われるY精子はアルカリ性に強いという性質があります。ですので女性の膣内をアルカリ性に傾けることができればY精子が生き残る可能性が高いということですね。

ではアルカリ性の食べ物とは?

メモ

梅干し

野菜…サツマイモ、しょうが、ねぎ、里芋、大豆など

海藻…わかめ、昆布、ひじき、もずくなど

大豆製品…しょうゆ、みそ、納豆、豆腐、油揚げ、きな粉など

梅干しなどの酸っぱいものは酸性というイメージがあるかもしれません。しかし酸っぱい原因のクエン酸は体内に取り込まれるとアルカリ性に変わるという特徴があります!そうなると梅干しはかなり効果的かもしれないですね。

アルカリ性食品は日本食の材料になるような素材が多いです。和食を積極的にとるとよさそうですよね!

辛いものやしょっぱいものは男の子を決める要素にはならない

ホルモンバランスの変化により辛いものやしょっぱいものを欲する妊婦多数

アルカリ性の食べ物をとれば、男の子になるY精子が生き残る可能性が高くなる

脂っぽいもの

フライドポテトやステーキ、肉などを食べたくなったら男の子という意見も多いようです。特にフライドポテトを食べたくなるという方は意外に多く、これが男の子が生まれることに関係があるかはよくわかりません。

これも辛いものとしょっぱいものを食べたくなる原理と似ていて、ホルモンバランスの変化により生じる味覚の変化の影響の可能性が高いです。

じゃがいもには葉酸やカリウムなど妊婦さんに必要な栄養素が入っています。さらにフライドポテトとなると塩分も高く、血液循環が多くなり貧血っぽくなる妊婦には塩素やナトリウムが必要になります。そこで塩分も必要になるのです。

こういった要素から妊婦がフライドポテトはほどほどに食べる分には全然問題ないということですね。

揚げ物は満足感が得られることも多く、コンビニなど手近に手に入ります。

さらに肉を食べると男の子が生まれるというのは、男の子は強い、元気などというイメージから肉を食べると男の子になったのではないかなという気もしますね。

肉や脂っぽいものを食べると男の子が生まれるという科学的根拠はない

男の子のイメージから「肉を食べると~」という迷信が生まれた可能性は高い

フライドポテトは妊婦には食べるメリットが多い

女の子

では女の子の場合はどうでしょうか。

甘いもの

一番多い意見として「甘いもの」を食べたくなると女の子という意見が多かったです。女の子はかわいいから=甘いものと結びつくのでしょうか。

チョコレートやフルーツなどといったものです。

性別が決まる仕組みとしてX精子とY精子や膣内の環境が関係してきます。その中で女の子が生まれるX精子は「酸性に強い」という特徴があります。なので女性は酸性の食べ物を摂るとよいとされています。

では酸性の食べ物とは?と調べたときに…。

メモ

穀類…米、パン、パスタ

魚肉類…牛肉、豚肉、鶏肉、卵

乳製品…バター、ヨーグルト、チーズ

嗜好品…チョコレート、菓子

果物…トマト、ぶどう、みかんなど酸味の強い果物

こういったものが出てきました!

なんとなくここから女の子が生まれるにはチョコレートや果物を食べるとよいというジンクスが生まれたのかなという気がしてきますよね。

https://twitter.com/a_tyan2_happy/status/1453223730222706694?s=20

果物

野菜が食べたくなると、という意見もありました。

野菜を食べると体がアルカリ性に傾くため、女の子が生まれやすくなるというものです。

しかしこれは少し違っていて、女の子になるX精子はアルカリ性に弱いと言われているのです。なので体をアルカリ性に傾けてしまうと、アルカリ性に強いY精子が生き残ることになります。つまり男の子が生まれやすくなるということです。

こういった事実がいろいろ変化して、菜食主義者は女の子というジンクスになったのかもしれませんね。

野菜というよりは果物のほうが女の子になるX精子が生き残る可能性が高いため、酸味のある果物をとるのがいいです!

膣内を酸性に傾ける食べ物にチョコレートや果物がある、こういったところからジンクスが生まれた可能性あり

妊婦が積極的にとるとよいとされる食べ物

食べ物はおなかの中の赤ちゃんにはとても重要で成長に関係してきます。

ここでは妊婦が積極的にとるとよい食べ物を紹介します!

葉酸を含む食べ物

葉酸はビタミンB群の一種となり、赤ちゃんの赤血球の形成補助など重要な栄養素です。赤ちゃんの成長に大きくかかわってくるため、ぜひ接種したい栄養素です。

では具体的にどういった食べ物があるでしょうか。

メモ

ほうれん草、ブロッコリー

鶏卵、レバー

おもには野菜になりますが、卵やレバーからも得ることができます。

鉄分

鉄分はヘモグロビンを作る要素になります。ヘモグロビンが不足すると、血液中の酸素の運搬と二酸化炭素の回収が滞り、体の組織全体が酸欠状態に陥ってしまいます。

動物性のヘム鉄と植物性のヘム鉄の2種類があるとされているため、バランス良く接種するのがよいとされています。

メモ

動物性ヘム鉄…レバー、赤身肉、赤身魚、あさり、貝類など

植物性ヘム鉄…小松菜、ほうれん草、ひじき、豆乳など

カルシウム

カルシウムは健康な骨や歯を作る栄養素です。カルシウム摂取が不足すると、母体のカルシウムが赤ちゃんに補給されます。その分妊婦がカルシウム不足になり、骨粗しょう症などの原因になってしまいます。

メモ

牛乳やヨーグルトなど乳製品

海藻

小魚

大豆類

食べ物以外のジンクス

食べ物以外にも性別を決めるとされるジンクスはたくさんありました。

一気に見てみましょう。

妊婦に関するもの

ほとんどが妊婦さんに関するものにはなるのですが、いろいろあるようです。

【つわり】

つわりが軽い…男の子

つわりが重い…女の子

一人目の妊娠と比べて、という妊婦さんの声も多かったのでこういった声をなんとなく集めていったらこんなジンクスができたのかもしれませんね。

【おなかの出方】

前に突き出ている…男の子

丸みを帯びて横に広がっている…女の子

【胎動や脈動】

左手の脈が強い、おなかの中で激しく動く…男の子

右手の脈が強い、おなかの中ではおだやか…女の子

【かかとのふくらみ 】

右足のかかとの内側がふくらむ…男の子

左足のかかとの内側がふくらむ…女の子

こうやって見ると本当にたくさんありますよね。しかしどこからそういったジンクスが生まれたのかははっきりしませんでした。

第一子に関するもの

第一子に関するものもいくつかあるのでご紹介します!

【ふとももの線】

1本…男の子

2本…女の子

【つむじ】

つむじが右巻き…第一子と同じ性別

つむじが右巻き…第一子と異性

これはもしかしたらいろんなママたちの意見を集めているうちにできたジンクスのような気がします。

妊婦自身や第一子にかかわるジンクス多数
しかしどれも科学的根拠はないし、出所もはっきりしない

性別が決まる仕組み

ここまで医学的根拠はないジンクスに関してご紹介しましたが、実際に妊娠した際に赤ちゃんの性別というのはどのように決まるのでしょうか。

受精の際にはすでに決まっている

実は受精した瞬間に性別は決まっているのです。

性別を決めるのは性染色体です。「XX」が女の子、「XY」が男の子になります。

卵子は「X染色体」のみになりますが、精子は「X精子」と「Y精子」があります。どちらの精子が受精するかによって性別が決まるわけです。

精子の特徴

2つの種類がある精子ですが、実は若干特徴が違います。

メモ

X精子…Y精子より数は少ないが、酸性に強く寿命が長い。アルカリ性に弱い。
Y精子…X精子の2倍の数だが、酸性に弱く寿命も短い。運動量は高い。アルカリ性に強い。

この特徴から母体の膣内の環境が酸性に偏っていると女の子が、アルカリ性なら男の子が生まれやすいと考えられています。

医学的な性別を知る手段

妊娠中におなかの赤ちゃんの性別を知る方法は何なのでしょうか。

医学的に確立している内容です。

性別がわかる時期

基本的には妊娠12~15週くらいで赤ちゃんの性別はわかると言われています。

外性器の形で男の子か女の子か判断するんですね。ただおなかの中の赤ちゃんの向きや何かが覆って、などの理由で外性器が見えなかったりすると性別の判断がなかなかできなかったりすることもあるみたいです。

性別を知る手段

では具体的にどうやっておなかの中の赤ちゃんの性別を判断するのでしょうか。

超音波検査

超音波検査によるエコー写真を見て性別を判断します。

もともと性別を判断するためではなく、赤ちゃんの発育や外性器などに異常がないかなどを確認するために超音波検査を行います。性別を知りたかった妊婦さんが医師にお願いして、おまけで見てもらうようになったそうですよ。

野菜というよりは果物のほうが女の子になるX精子が生き残る可能性が高いため、酸味のある果物をとるのがいいです!

NIPT(新型出生前診断)

超音波検査は確実に性別がわかるわけではありません。前述したようにへその緒や足などに見間違う場合もあります。

そこで役に立つのがこのNIPT(新型出生前診断)なのです!

具体的には妊婦さんの血液検査を行い、胎児の染色体異常などを調べます。血液を採取するだけですので、母体にはほぼ負担はありませんし、おなかの赤ちゃんにも何の影響もありません。

血液の染色体を調べ、Y染色体という種類を見つけることができれば男の子であるということがわかります。ちなみに的中率は99%!ほぼ確実に赤ちゃんの性別がわかります。

染色体異常がある赤ちゃんは生まれたときに、ダウン症(知的障害)やパトウ症候群(脳や臓器への先天的欠損)などを患ってしまう可能性があるのです。

この検査は妊娠10週目頃から受けることができます。性別がわかるほか、赤ちゃんの異常も早期に発見することができるため、ぜひ受けてみるのもいいのではないでしょうか。

元気であれば男の子でも女の子でも!

いろんなジンクスがありますが、元気な赤ちゃんが生まれてくれれば性別はどちらでもかまいませんよね!

ジンクスは性別のための一つの参考として考えてほしいです。実際に医学的根拠はありませんからね。

妊娠中の検査によって赤ちゃんの性別や成長を知ることもできるようなので、積極的に活用していってくださいね!

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